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活動を広げる「ねらい目」を探せ! ―SOUNDセッションレクチャー@水城高校インターアクトクラブ

昨年2024年12月17日、茨城県の水城高等学校 インターアクトクラブにお邪魔しSOUNDカードセッションのレクチャーをさせて頂きました!

「水城高等学校インターアクトクラブは、①高齢者支援・障がい者支援などのボランティア活動、②環境保護活動、③地域活性化のためのイベントサポート、④社会問題に対して理解を深める研修会等への参加、⑤台湾研修をはじめとする国際交流・国際理解の5つが主な活動ですが、実際の活動は枠に当てはめることができない多岐にわたる取り組みが多いです。多種多様な人々と関わる機会に恵まれ、自分たちの知らないこと・解決すべき問題が世界には数多くあることを実感し、自分自身のものの見方・考え方を更新する日々です。そうした活動の中で、誰とでも意見を交わせるようになりたいという思いがあり、SOUNDカードの体験会に参加しました。」水城高等学校インターアクトクラブ顧問 藤井 真智子教諭より

水城高校の皆さんとSOUNDカードの出会いのきっかけは、SOUNDコーチ養成講座卒業生である青森大学 佐藤 敦教授が2024年8月に開催した、茨城県水戸生涯学習センターでの「SOUNDカード体験会」。インターアクトクラブの皆さんが顧問である藤井教諭と一緒に体験会に参加してくださったことがきっかけでした。その後、部活動の場でSOUNDカードを何度か活用してくださったそうなのですが、より効果的に使いこなせるようになりたい!とお問い合わせいただき、SOUNDコーチ養成講座 初級編講師の伊藤隆慶さんと体験セッションをさせて頂いたという経緯です。


当日は部員の皆さん8の方にお集まりいただきました。始めはアイスブレイクから。「最近の学校以外での私の話」というテーマで、Statusカードを使って対話の時間を持ちながら、SOUNDメソッド®とSOUNDカード™について伊藤さんからご紹介させていただきました。




そして、いよいよSOUNDカードセッション体験の時間に。この日のアジェンダは、「インターアクトクラブの活動をどう広めていくか」。近年、部員が減少傾向にあるというインターアクトクラブ。どうやって部の広報を行っていくかを皆さんで検討されています。「Status」での現状の見える化、「Outcome」でビジョンや目指したい姿は十分に共有できている・・・ということで、体験会では「Understand」で構造の見える化にチャレンジすることに。



4人組の二手に分かれ、自ら選んだUnderstandのカードの問いに対する一人ひとりの話に耳を傾けながら、気になったキーワードやインスピレーションを受けた言葉をメモしていきます。

一巡した後はそれぞれメモした内容を共有し、また途中でいわゆるワールドカフェのようにグループメンバーをシャッフルして隣の組では何が話されていたのかも共有しあいながら、「どうしたらインターアクトクラブの活動が広まっていくのか?」「ポイントはどこにあるのか?」を更に深掘りしていきます。

生徒の皆さんからは、「みんなの意見を通してそれまで思ってもいなかったことがあると気づけた」「自分の意見を出すのが苦手だということを言えるようになった」など、さまざまな気づきや前進を得られたようです。




インターアクトクラブの皆さんの話し合いを通じて、一筋縄では解決できない問題に対して、いつでも誰とでも、解決に向けた話し合いが可能だということを実感しました。私たちとしても、世代や背景の違いに関わらず有効な「言える化ツール」であるというSOUNDカード、SOUNDメソッドの可能性を、改めて実感させていただく機会となりました。


水城高校インターアクト部の皆さん、本当にありがとうございました!

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