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卒業生の事例紹介 #2

SOUNDコーチ養成講座(初級編)の4期卒業生 大森隆史さんの事例紹介です。


大森さんは、古河電気工業株式会社のファイバ・ケーブル事業部門で、事業の業績向上と、人と組織の成長の両面から変革を推進する活動の、リーダーをされています。

あたたかな雰囲気と芯の通ったリーダーシップを感じさせる大森さんは、会社のメンバーと関係性を深めながら、課題に対して取り組んでいらっしゃいます。

今回は、他部門のメンバー2名とご自身の部下、ご自身の4人での、SOUNDカードを使ったミーティングの様子をご紹介します。

 

大森です。

自分と部下、協働メンバー計4人でSOUNDカードセッションを実施しました。


<目的とサマリー>

自分のチームや関係者の共進化が目的で、自分もSOUNDコーチ兼、メンバーとして参加しました。

(ですので、だいぶ忙しかったです)

もともと関係性はできているメンバー間でしたが、それぞれキャリアやバックグラウンドが異なるメンバーの多様性がチームの強みとして顕在化、昇華できたと思います。


<ダイアログアジェンダ>

私たちが所属部門の推進担当である、全社で取り組んでいる業務プロセスをアップデートさせる変革の取り組みについて、カードを使って、推進担当者の”存在意義や価値”をアジェンダにしました。


<参加メンバープロフィール>

FC事業部門推進チームリーダー 私(課長) 40代男性

FC事業部門推進チーム事務局 30代女性

本部部門FC事業部門の副担当(課長クラス) 40代男性

本部部門FC事業部門の主担当 20代女性


<実施方法と内容>

時間枠2.5時間で、手順書に沿って実施しSTEP4の抵抗/摩擦の洗い出しまでできました。

アクションの選定と実行はできませんでしたが、今後の協働の中で実現されていくと思います。


<セッションの成果、参加者で共有されたこと>

変革推進側が押しつけや独りよがり、自分本位で取り組んでもうまくいかない。実施する組織の責任者のニーズに合致した合意形成がポイント。ニーズには潜在、顕在があり、それらに気づいているか、向き合っているか、向き合っていないならそこには何があるのか。あきらめ、怖れがあるのではないか。こうしたものを言い合える、関係性やサポートが確立されているかどうかを見ていく必要がある。等


<参加者の振り返り、感想>

問いが素晴らしい(SOUNDカードを選んでいる時間そのものが勉強になる)。

今後の施策を企画、実行するときに、文脈が共有されたことでスムーズに早く的確にできる。

先輩や他部門の人の視点が勉強になった。

これまで個人の視野や視点の違いが、面倒くささとなっていたが、チームとしての視点、視野に統合、共有され、共通のリソースとなった。


<やってみてわかったこと、良かったこと>

そもそも参加者がこうした一連の流れで思考したり話し合ったりしたことがなかった、にも拘わらず、カードと手順のおかげで良い対話が出きた。こうした流れで話をすること、問いや対話の場の価値や意味を体験、経験として学ぶことができた。

これが大変貴重だったと思います。











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