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法人向けSOUNDセッション事例紹介 #1(面白法人カヤック様)

オーセンティックワークス(株)にて実施させていただいた、株式会社カヤック様でのSOUNDメソッド®導入事例をご紹介します。


 
「チームビルディング×議論の深まり×参加者の満足」を同時に満たす場づくりとは?
  • (左)執行役員管理本部長 柴田史郎様

  • (右)グループ戦略室 丹治拓未様


 

企業紹介:株式会社カヤック

1998年に合資会社カヤックとして設立。2005年に株式会社カヤックとして再スタート。2014年12月東証マザーズ(現東証グロース市場)に上場。通称面白法人カヤック。

社員の9割がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念として個性と多様性を生かした独自性ある人事制度や経営を行なう。「面白法人」という企業理念のもと、固定概念にとらわれない発想力・企画力、実現する技術力・開発力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、コミュニティ通貨、移住・関係人口促進など多様な領域で最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しくて個性的なコンテンツ体験を提供。

 

1.SOUNDメソッド®セッション実施までの経緯

SOUNDカード™のご紹介体験として、面白法人カヤック様のある事業部6名の皆さまへオンライン3時間セッションを実施させていただきました。 セッション内では「普段以上に、言いたいことが話せた」「メンバーの思いが聴けてよかった」というご参加者の満足感とともに、部門の課題やこれからの未来に向けた対話が進んだことを評価いただき、面白法人グループ各社のリーダー40名が一堂に集まるグループ経営会議プログラムの一部としてご提供させていただくこととなりました。


2.「グループ経営会議プログラム」でのSOUNDセッション当日の様子

​(1)実施概要 1.実施時間:3時間 ​2.参加者人数:約40名


​(2)プログラム内容詳細

会社別・事業別などにグルーピングされた11個のグループ毎にアジェンダ(対話のテーマ)を分けて設定。SOUNDカード™をグループに1セット準備し、「S・O・U・N・D」のうち以下3つのステップを進めました。




​11個のテーマに関して今後の活動の軸となるアウトカムステートメントを作成していただき、そして実現に向けてはどのような状況が取り巻いているのか、そこにどのような構造的な課題があるのかについて、カードの問いに対する参加者の多様な視点から意見・気づきを元にした洞察から、今後の活動のフォーカスポイントを設定していただきました。


■参加者からのご感想

・アジェンダについて積極的に知らない立場で参加したが、それはそれで意味のある役割を果たせたし、11グループでそれぞれ別のアジェンダについて話せるのもとてもよかった。

・PMIの中で利用するイメージがあります。テーマを複数作って何回かワークすると短期間で両者連携が深まりそうな気がします。

・テーマ別で関係するメンバーで実施できたのが、実践的なものになってよかったです。今後の実務でも使えそうな議論ができました。

個人面談などで使うと、被面談者が自分で質問を選んでできるというメリットを話されていて、面談で時間を取れる際は使ってみたいなと思いました。

・そこに触れて話さない方が良いのでは、というチームに起きがちな現象をうまく捕まえるワークだなと思いました。繰り返していくうちに、見ないようにしていることも話しあえるようになる感じがしました。

・SOUNDカード自体は会議体の幅を広げるポテンシャルがあると感じた。


3.SOUNDカード™だからつくれる「新しい話し合いのデザイン」とは

グループ経営会議を実施させていただいた後に、柴田様・丹治様と振り返りインタビューを実施。カードを活用したSOUNDメソッド®セッションで何が可能になっていたのかの評価とご感想をいただきました。



「『チームビルディング』『議論の深まり』そして『参加者の満足度』の要素を同時に満たすことができる」


1.チームがどのような状態であっても安心感のある場づくりが可能

・初対面、オンライン会議でしか顔を合わせたことがないという関係性であっても、「選んだカードの問いに答える」というフォーマットが安心して話せる雰囲気と状況を担保できる ・馴染みのメンバー同士であっても、普段の業務中のコミュニケーションでは話す機会のない、または話しづらい考えや想いを対話することができる


2.議論の深まりとチームビルディングを同時に実現

・新しくこれから議論を進めていきたいテーマであっても、長い間検討を進めていたテーマであっても問題なく扱うことができ、S・O・U・N・Dのステップによって進展が期待できる。新規事業開発はSOUNDのステップにそのまま則って進めることもできる ・議論が活発に広がっていってもSOUNDメソッド®のフォーマットのおかげで脱線せず、いつでも軸をぶらせず議論を進めることができる ・議論を深めるプロセスが、同時にその場のメンバーのチームビルディングの機会となる


3.参加者の満足度

・まるで「1on1」でじっくり話せたかのような感覚を参加者全員が持つことができ、更に30名などの大人数でのセッションでも同様の感覚を実現できる ・「しっかり言えた」ことで相互に傾聴の姿勢が生まれ、またメンバーの自律を高めることができる


上記の「可能になったこと」をはじめとして、面白法人カヤック様でのSOUNDメソッド®セッション実施後の効果や社内での活用事例、そしてSOUNDカード™を活用することで生まれる本質的な価値についての洞察にまで及んだインタビュー内容となっております。 是非ご覧ください。


(文:山根)





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